外国の食事

私がはじめて外国の食べ物を食した記憶は
修学旅行の時、まだポピュラーでなかったプリングルス（サワーオニオン）
をおやつに持っていってひたすら食べたことだ。
田舎と言うこともあり、当時はまだ外国の食べ物は珍しく同級生には気持ち悪がられる始末。
（あいつらは今頃普通にプリングルスを食べていると思うと何だか許せない。）
それがきっかけかどうかは忘れてしまったが、外国の食べ物にいつからか興味を抱いている。
行ったことがない国でも料理ならかなり詳しい。
特に最近はネットの普及もあり、各国からの食材を取り寄せている。

「じゃあ、行ってみて食べてみれば？」
外国の食事への憧れを語っていると、友人にこう言われる。
なかなかそれをしない自分を客観視すると、
多分「これはこんな風に食べてるんだろうなぁ」
なんて想像している私が好きなんだろう。（笑）

ことばの難しさ

言葉の通じない外国人とコミュニケーションしていて、
もしかして日本語同士で会話するよりも真意が伝わりやすいのではないか？
と思うことがある。
言葉の力に頼りすぎると、相手の表情等で感情を読みとることが
困難になってくることがある。私はそれが嫌いだ。
「大事なことは言わないと分からない」という意見もある。
それももっともだ。独りよがりに思いを巡らせていても、気持ちは伝わらない。
それで苦い経験をしたこともある。
でも。
大事なことだからこそ、言葉で伝わらないときもあるんだと言いたい。

新しい年、新しい気持ち

年中行事はついつい張り切ってしまう。
正月、バレンタイン、ＧＷにお盆、クリスマスに誕生日などなど・・・
その後燃焼し切って疲れてしまうのであるが（笑）
イベントの度に、去年や一昨年の同じ日はどうだったかと振り返り、
立ち止まって思い出に浸るのもまた楽しい。
新しい気持ちで、再び前を向いて進んでいく原動力にもなる。

美しい酔い方

お酒の美しい酔い方ってあるのだろうか。
私は、お酒の勢いで自分が話したことやしたことをいちいち覚えていて、
「なんであんなこと」と思うことがしばしばある。
つい最近でいえば、職場の忘年会で、ある人に
「あんた、細かくてウザイよね」
とぶっちゃけ（幸いにも笑って済ませてくれた）
帰りのタクシーでは憧れの上司を枕に爆睡し、家の玄関までエスコートさせてしまった。

過去、同様な事が何度もある私はお酒の美しい酔い方を模索中である。

戦場のメリークリスマス

始めてそのフレーズを聴いたのは今から数年前。
人通りのない寂しい通りを歩いているとき、当時の恋人が口笛で吹いていた。
その時の風景や心情、色んな物がその曲にあまりにマッチしていてたまらず私は聞いた。
ーなんていう曲？
ー”戦場のメリークリスマス”。
何という題名だろう、と当時は思った。戦場にクリスマスなんて、あるわけがない。
（当時、映画の音楽ということも日本人の曲ということも知らなかった）
でもそのもの悲しげなフレーズは心に響いて忘れることが出来なかった。

あれから数年。
この曲について詳しく知った私は、毎年この時期携帯の着メロに使っている。

何かと浮かれがちな１２月。でも、世界は平和なわけではなくて。
私がクリスマスの御馳走を考えたりケーキの予約をしている間にも争いは起こっている。
そういう中、争いを越えて誰かに「メリークリスマス」と言える人が一人でも増えてくれたら・・・・

そんな自分の感情を大事にしたくて、この寂しげなメロディーを毎年聞いている。