だいこんの徒然草。
更新は気まぐれに行います。
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物に思念が宿っている、と幼いときは思っていたのだが
その思想をいつの間にか忘れていた。 何かのおまけに付いていたがらくた、貰った趣味じゃない人形、どう見てもゴミのタオル・・・ 「可哀相だから」という理由で捨てられなかった。 私が見捨てたら、この「子」達は焼かれてしまう。ひとりぼっちになってしまう。 それがたまらなかった。 そんな気持ちがいつ頃消えたのかは覚えていない。 使い捨ての社会にいつの間にか馴染んでいた。 まだ使えても、汚れてみすぼらしいからと捨てていた。 なぜ物の思念うんたらということを思い出したかというと 最近読んだ「ローゼンメイデン」という漫画のせいである。 少女の人形が戦うという萌え系?な漫画なのだが、 私にとって「物の思念」という物を思い出させてくれた作品だ。 物は使い込めば使い込むほど、物質的には朽ちていってしまうが 表面的なことではなくもっと哲学的な部分で物を見るべきなのではと、その作品を読んで感じている。 PR この記事にコメントする
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