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だいこんの徒然草。 更新は気まぐれに行います。
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不変の風景も、流れている空気は毎日違う。
同じ生命であっても、細胞や感情は日々変わりつつある。
見慣れた同じ家の庭も、そこに生まれゆく生命は色々。
同じ思い出を共有した人も、現在はそれぞれの路を。

変わりゆく変わらないもの。
それがあるから、生命の営みが維持される。
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物に思念が宿っている、と幼いときは思っていたのだが
その思想をいつの間にか忘れていた。
何かのおまけに付いていたがらくた、貰った趣味じゃない人形、どう見てもゴミのタオル・・・
「可哀相だから」という理由で捨てられなかった。
私が見捨てたら、この「子」達は焼かれてしまう。ひとりぼっちになってしまう。
それがたまらなかった。

そんな気持ちがいつ頃消えたのかは覚えていない。
使い捨ての社会にいつの間にか馴染んでいた。
まだ使えても、汚れてみすぼらしいからと捨てていた。

なぜ物の思念うんたらということを思い出したかというと
最近読んだ「ローゼンメイデン」という漫画のせいである。
少女の人形が戦うという萌え系?な漫画なのだが、
私にとって「物の思念」という物を思い出させてくれた作品だ。

物は使い込めば使い込むほど、物質的には朽ちていってしまうが
表面的なことではなくもっと哲学的な部分で物を見るべきなのではと、その作品を読んで感じている。


最近紅茶に凝っていて、最低でも日に3回はティーブレイクをしている。
(イギリス人は日に10回紅茶を飲むらしいが・・・食事できないのでは?)
アールグレイ・ダージリン・キーマン・アッサムはブラインドテイスティングでも銘柄が解るように
なってしまった。(笑)
紅茶と言えばイギリス、と言うイメージがあるがインドやセイロンからイギリスを経由せずに
買い付けた、という紅茶が今のところお気に入りである。

今日は本当の徒然でした。
水の精神で生きたい。
水は、入れる器の形にどのようにもフィットする。
だが、水という存在は不変のものである。
適応力はあるが、芯の部分は変わらない。
そんなふうにしなやかに生きたい。

勝海舟の本で、こんな大意の文を読んだことがある。

私はとても流されやすい。
しかししなやかに生きているという自負はある。
自分を見失いそうになったとき、この文を思い出すことにしている。
某大学で研究室秘書をしている。理系分野の場所だ。
私は文系卒なので、理数系というのはあまりなじみのない世界であった。
おまけに華道家の母、アマチュアカメラマンの父、立体造形家の兄という家庭環境で育った私は「理屈より感性」という考え方が板に付いてしまっている。
最初はかなり構えた。きっと、想像できないほどの理屈っぽさが待っているに違いない、と。
しかし、その心配はすぐに消えた。理屈っぽい、というのはあくまでパーソナリティであり理系の人がみんな理屈っぽいわけではなかった。
ただ、仕事をしていて「グレーゾーン」と言う物を嫌い白黒はっきりさせる人が多いという事は感じた。
(これは大学研究室という場所柄も関係しているだろう)

人物をやたら文系、理系で分類したがっていたのだが、それは主にその人のパーソナリティであり、その人の専門分野とはあまり関係が無いのではないかと思う今日この頃である。
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プロフィール
HN:
だいこん
性別:
女性
自己紹介:
儚いもの、哀しいこと、破滅的な物語に
惹かれているが本人は天真爛漫。
都会に憧れていた事もある田舎住まい。
隠れオタク。


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